中性脂肪とコレステロール値が高い|気になる動脈硬化・血管年齢|検査方法は?

中性脂肪やLDLコレステロール値が高いと将来的の動脈硬化の原因となります。

そんなの分かっているよまだ大丈夫だからその内その内と、放置していたり対策先送りしている方、大丈夫と言いながら実は自分の動脈硬化がどの程度進んでいるのか気になっているのでは?

自分もここ数年コレステロール値がずっと高いまま推移しています。きっと動脈硬化が進んでいるんだろうな、どのくらい進んじゃってるのかな、血管年齢はどのくらいなんだろうと心配はしていますが、その内その内と思いながら長年何もせずきてしまいました。

今は何も症状がなくても、将来、動脈硬化が原因とする「心筋梗塞」や「脳梗塞」などの命に関わる病気になることを考えるとやはり心配ですよね。

当然、それら数値を下げるべく対策をとるとしても、現在の自分の動脈硬化がどの程度なのか知っておきたいところです。そろそろ具体的な対策を考えるべきか、あるいは今すぐ行動を起こさなくてはならないレベルなのか。気になります。

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動脈硬化の程度を調べる検査

比較的簡単にできそう検査として、ABI検査とPWV検査があります。
手と足の血圧の比較や、脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表すものです。この検査を行うことにより動脈硬化による早期血管障害を検出することができます。

これら検査は、計測機器を用意している病院で受けられます。検査費用はおおよそ2~3500円ぐらいです。

ABI検査

「足関節上腕血圧比(ABI)」とは、足首と上腕の血圧の比率を測定し、動脈硬化の程度を測るものです。
これは以下の計算で求められます。

 足関節上腕血圧比(ABI) = 足首収縮期血圧/上腕収縮期血圧

通常まだ動脈硬化が進んでいない場合だと、横になった状態で両腕と両足の血圧を測ると足首のほうがやや高い値を示します。つまり、足首 >上腕。ということは、上記の式で考えると分母が大きくなるので、値 >1.0となります。

しかし、動脈に狭窄や閉塞があると足首の方の血圧が低下します。つまり、足首 <上腕。ということは、分子が大きくなるので、値 < 1.0となります。

こういった動脈の狭窄や閉塞は主に下肢の動脈に起きることが多いため、上腕と足首の血圧の比によって狭窄や閉塞の程度がわかるという原理です。

ABIの測定値が0.9以下の場合は、症状の有無にかかわらず動脈硬化が疑われます。

PWV検査

「脈波伝播速度」の検査で、心臓の拍動(脈波)が動脈を通じて手や足にまで届く速度のことです。動脈壁が厚くなったり硬くなったりすると、動脈壁の弾力性がなくなり、脈波が伝わる速度が速くなります。

両腕と両足の4箇所にセンサーを装着し、各センサー間の距離と脈波の到達所要時間を計測し、計算式により得られた数値により動脈硬化の進行度を調べます。

 脈波伝播速度 = 両センサーの距離/脈波の到達所要時間

この数値が高い(=伝播速度が速い)ほど動脈硬化が進行していることを意味します。

年齢によって多少異差異がありますが、PWVの測定値が13.5以上の場合は、動脈硬化が進行しており、くも膜下出血や、脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの病気にかかりやすくなっています。特に高血圧の人は積極的な治療が必要となります。

ABI・PWV検査はどのように行うのか

検査台の上で仰向けになり、両腕と両足首に、血圧計の帯、心電図の電極、心音マイクを装着します。ABIとPWVを同時に測定し、その結果を数値化します。

所要時間は5分程度です。

血管年齢を測定できるスマホのアプリ

最近では、血管年齢を測定できるスマホのアプリも登場しています。どの程度正確なのかはわかりませんが、とりあえず手軽に血管年齢を測れるので、試してみてはいかがでしょうか。

血管年齢を若返らせるには

測定した結果、硬化が進んでいるという結果になった場合、つまり血管年齢が老化している場合、血管年齢を若返らせたいですよね。通常、血管は加齢とともに硬くなっていきます。この硬化の程度が年齢相応であればとりあえずは問題ありません。

すでに動脈硬化が進行している方でも、生活習慣の改善によって、血管年齢を若返らせることができます。また、年齢相応であったとしても、もっと若返らせられたらいいですよね。

生活習慣の改善の基本は、禁煙、適度な運動、そして食生活の見直しです。

禁煙

喫煙は血管の収縮を促し血圧を上昇させます。しかし、喫煙が血管を老化させる最大の要因は、活性酸素です。喫煙で大量に発生する活性酸素は血管を攻撃し、血液中の悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを酸化させ、動脈硬化を促進するのです。

有酸素運動

血管の弾力性を保つためには、有酸素運動が有効とされています。有酸素運動には、ジョギング、ウォーキング、水泳、ゴルフ、エアロビクスなどが挙げられますが、一人で気軽に長期間続けられるのは、ウォーキングとジョギングです。

ウォーキングについて詳しくはこちら

食生活の見直し

野菜中心・野菜優先

野菜中心・野菜優先の食事は、血管の老化の誘因となる食後の血糖値の上昇を抑えることができます。糖尿病とその合併症の予防には、血糖値のコントロールが欠かせませんが、野菜優先の食事は特に有効とされています。

食物繊維は、人の消化酵素では消化しきれない性質があります。したがって、食物繊維の豊富な食品を食べると、消化吸収が遅くなります。そして、糖質の吸収も緩やかになるため、食後の高血糖を避けることができるというわけです。

青魚(EPA・DHA)

動脈硬化の進行を抑えるものとして有名なのが、イワシやサバなどの青魚に多く含まれているEPAとDHAという脂肪酸です。テレビなどでもよく紹介されていますよね。EPAとDHAは、血液を固める作用のある血小板の凝集を防いだり、余分なコレステロールや中性脂肪の代謝を促進します。

  

魚をさばいたり調理したりが大変だと感じる方、青魚の油から精製された高純度のEPA製剤が市販されているので、そちらでもOKです。

自分は、サバやイワシの缶詰を買ってきて時々食べています。こちらもお手軽なので超お薦めです。本当は魚を買ってきて調理したいところなんですが、後片付けが面倒で。しかも缶詰は長期間保存がきくので超便利ですよね。

まとめ

・動脈硬化の程度は、ABI検査とPWV検査などで調べられる

・病院での検査費用は、2,000円~3,500円程度

・血管年齢を簡易的に調べられるスマホのアプリもある

・動脈硬化が進行していたとしても、禁煙・運動・食生活の見直しなどで改善できる

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