頻尿などの排尿障害の原因と対策|前立腺肥大との関係|お尻体操・尿トレーニング

排尿障害とは、正常な排尿ができない状態を指す言葉です。

正常な排尿ができない状態とは、頻尿・尿失禁など、尿が必要以上に出てしまう状態と、逆に、尿が出にくい・勢いが弱い・出始めに時間がかかる・排尿時間が長いなどの状態などがあります。

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排尿障害のよくあるトラブル

排尿障害としてよくあるトラブルを挙げてみました。自分もいくつか当てはまります。

過活動膀胱

過活動膀胱とは、膀胱が勝手に収縮してしまうという排尿障害です。よくある症状は、突然感じる強い尿意切迫感です。トイレに行ってまだそんなに時間が経っていないのに、急に我慢できないくらいの強い尿意を感じてしまう症状です。

自分も、座っている時はほとんど尿意がないのに、立ち上がって何かをし始めると急に尿意をもよおすことがありました。

過活動膀胱の原因

様々な原因がありますが、よくあるのが以下の例です。

前立腺肥大症

来ましたねぇ前立腺肥大…。前立腺肥大症になると尿道が狭くなり、尿が出にくくなります。そこでお腹に力をこめて排尿をすることで膀胱に強い圧力がかかります。強い圧力により膀胱が異常に収縮してしまい、過活動膀胱になってしまうもの。

加齢による

加齢により、神経伝達機能が衰えてしまい、少しでもおしっこが溜まると排泄するように指令が出てしまうなど、排尿コントロールができなくなってしまいます。原因の中で一番多いのがこの加齢によるものといわれています。

脳の障害による

脳梗塞、脳腫瘍、脊髄損傷などにより、排尿のコントロールをする神経がうまく働かなくなることから、過活動膀胱になってしまうもの。

頻尿

過活動膀胱との関連もあると思いますが、排尿を頻繁にすることを頻尿といいます。目安として昼間の排尿回数が8回以上、夜間就眠中に2回以上のものをいいます。頻尿は多尿、膀胱粘膜刺激、ストレスなどによりおこります。ほかにも糖尿病、尿崩症、膀胱炎、神経因性膀胱が原因としてあげられます。

排尿困難

トイレに行って、排尿しようとしてもすぐに出てこなかったり、出てきても終了までに時間がかかったりする障害です。排尿したあともまだ尿が残っているような感じがする残尿感も排尿困難の症状の一つです。

排尿障害の対策はあるのか

実は、NHKの「ガッテン!」で排尿障害の特集しているのをたまたま見ておりました。(2016年10月19日(水)午後7時30分放映)そのなかで対処法を紹介していました。

以下は「ガッテン!」からの引用です。

「頻尿は高齢者だけの悩みではない。あるトイレ習慣によって頻尿になってしまうことがある。それが“こまめなトイレ”。

人間の体には、膀胱の張り具合で尿意を知らせてくれる尿センサーがある。この尿センサーは、膀胱に半分程度まで尿がたまると、「そろそろトイレを探しておいた方がよい」という合図、いわば“お知らせ尿意”を伝えてくれます。(まだオシッコしなさいではないですよ)

ところが、このお知らせ尿意のたびにトイレに行く習慣を長く続けると、尿センサーは「これくらいのたまり具合が限界なのだ」と勘違い。本当はまだ貯められる余裕があるのに、強い尿意を発してしまう…。

自分の場合はこれだと思います。仕事中なかなかトイレに行けないことから、トイレを見かけると、もう少し我慢できるけど今の内行っとけ、ってな感じを繰り返していました。多分そのせいで頻尿気味になったんだと思います。

じゃあどうすればいいのか。次も「ガッテン!」からの引用。

「この状態を治す一番の方法は「我慢すること」です。尿はまだまだ貯められるんだと尿センサーに教えてあげることで、再び正常に働いてくれるようになる。」

なるほど。では、具体的には?

尿トレーニングの方法

いつでもトイレに行くことができる家などで行う。

尿意がきたらまずは5分。次に10分というように少しずつ我慢する時間をのばす。

目標は、「トイレは、前のトイレから2時間以上たってから」

頻尿対策は以上ですが、頻尿だけでなく「尿」に関するトラブルあれこれ、例えば「漏れそう」「残尿感」なども、実は膀胱が硬くなっていること原因である場合があるそうです。

以下は「ガッテン」からの引用です。

頻尿・尿漏れ・残尿感対策

膀胱は本来風船のように柔らかで、たくさんの尿をためて勢いよく出し切るのが仕事。年とともに持ち前の柔らかさは少しずつ失われ、頻尿や尿漏れ、残尿感など様々な症状を引き起こすことが最近の研究で分かってきた。

頻尿・残尿・尿漏れ・・・“三大不快尿”を引き起こす大きな原因は、膀胱が血流不足で“硬くなっていること”。膀胱は風船のように伸び縮みして尿をためたり出したりしているが、血液から得られる酸素が減ると十分に機能しなくなってしまう。膀胱は心臓から最も遠い臓器で、血流の変化を受けやすい。(軽度の尿の悩みは下腹部をカイロで温めると改善する)

そこでオススメは、肛門を締めたり緩めたりする“お尻体操”。

お尻体操

5秒間お尻の穴を締めたあと、ゆっくり緩める。

1を1日合計20回行う。

※少しずつでも毎日続けると効果があります

※4週間で多くの人に効果が現れます。3か月で症状の改善が期待できます。

※下の3つのポーズで行うとより効果的です。

① 座った状態で

② つま先立ちした状態で

③ 仰向けで足を床に付けて腰を浮かした状態で

以上の対処法で、かなりの排尿障害が改善できると思います。

自分も実践してみて、尿トレーニングとお尻体操はかなり効果がありました。

突然起きる強い尿意切迫感が起きにくくなりました。ていうか殆ど起きなくなりました。

現在もこれらのトレーニングと体操は続けています。

朝起き抜けの尿の出が悪い

自分に関してもう一つの排尿に関する悩みがあります。それは、朝の排尿です。

実は、朝起きぬけに膀胱がパンパンに張っているのにかかわらず、トイレに行っても尿がなかなか出てこないのです。お腹に力を込めて息張ってようやく出てくる。しかもチョロチョロで。あまりにも時間がかかるので、全部出きっていないのに途中で切り上げてしまいます。そして顔を洗ったり着替えたりで10分ぐらいしてからもう一度行くと、今度は割と普通に出てくるのです。

その後、日中は普通に出るので、排尿障害というほどでもないのかなと思います。出にくいのは朝イチだけです。朝起き抜けで膀胱がパンパンに張っているほど出にくいです。ただし、出終わってしまえばスッキリしてしまい「残尿感」というのはありません。

朝以外では「尿の勢いが弱い」、「尿が出始めるまでに時間がかかる」については多少あります。この辺は加齢のせいなんだろうなぁと思っています。しかし、朝の問題はちょっと心配です。

ということで、この症状について何かないか、ネットで調べてみましたが、なかなか出てきません。そのうえ、調べている中で「前立腺肥大」と一緒に「前立腺ガン」等の文字がちらほら出てきます。前立腺肥大であればまだいいとしても、「前立腺ガン」とかだったら問題です。ということで、思い切って病院の泌尿器科に行くことにしました。いわゆるガン家系なので、ガンという言葉に敏感なんです。

前立腺肥大・前立腺ガンの検査

まず問診を受けました。ここで現在の状況を話し、自分は前立腺肥大ではないか、前立腺がんも心配だという話をしました。

フムフムそうですかと、いくつか問診をしたのち、では検査してみましょうということになりました。

まず、尿流検査を行いました。
尿流量測定装置に向かって排尿することにより、尿の勢い・排尿量・排尿時間などを測定します。
次に、残尿測定検査を行いました。
超音波診断装置(エコー)を使って、排尿後に膀胱内に残っている残尿の量を計測しました。

なんとこのあと想定外の、内視鏡検査をやることになり面食らいました。
でも自分の身体のことだからしょうがないと検査を受けました。
無事終わりましたが、恥ずかしくて痛かったです。

結果的には前立腺の肥大はあまりないということがわかりました。若干肥大しているかな、でも自分ぐらいの年齢では誰でも多少の肥大はあるとのこと。様子見で何年後かにまた検査してみましょうと言われましたが、正直しばらくこの検査はしたくないと思いました(^^;)。

朝起き抜けに尿が出にくいのはなぜ

前立腺肥大も大したことなく、前立腺がんでもないとすると、起き抜け時の問題はなんでしょう。そのことを担当医に聞いてみました。

先生の回答を要約すると、「通常、膀胱が一杯になると漏らさないよう出口(尿道括約筋?)を閉める。トイレに行った時点で出口を緩めようと意識しても、寝起きなので脳がまだ活動せず、すぐ緊張が解けないせいだろう」とのことです。

さらに、「加齢が関係していて膀胱からの出口が起き抜け時に少しむくんでいるせいなのかもしれない。で、少し時間を置くと浮腫みもとれてきて尿が出やすくなるのかな」とも言ってました。

う~ん、なんとなくわかるような…。でも、とにかく前立腺に問題がないとすれば、やはり加齢に伴う事象であろうということで、これもとりあえず様子を見ることになりました。

しかし、翌年受けた人間ドックで、問診担当医に朝起き抜けに出にくい件を聞いてた結果、先生から以下のような実に明快な回答をいただきました。

「ヒトは寝ている間は副交感神経が働いていて、目が覚めて活動期に入ると交感神経が働き出す。副交感神経配下では尿を出さないようコントロールし、目覚めてから交感神経により自分の意志で尿を出そうとする。この副交換→交感切り替えのコントロールをするのが自律神経だが、起き抜け直後はまだ自律神経が働かなく、切替えが遅れているため出にくいと考えられる。多少加齢により自律神経の働きが悪くなっているのかもしれない。いずれにせよ、一日を通して出にくいのであれば前立腺肥大などの原因も考えられるが、朝起き抜けだけというのであれば問題ないであろう。」

これを聞いて非常に納得しました。

とにかく、トレーニングと体操は今後も継続してみようと思います。「起き抜けの排尿困難」も改善するかもしれません。そのときはお知らせいたします。

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