飛蚊症の原因は?治らない?| 食事と生活習慣で改善を目指す!

飛蚊症でお悩みの方は多いかと思います。自分も長年飛蚊症で不快な思いをしてきました。
40歳代後半ごろのある日のこと。目の前に虫が飛んできたと勘違いして思わず手で払おうとしました。それが虫ではなく目の中にあるものだとわかるまで少し時間がかかりました。飛蚊症とはどんなものか多少知識があったので、あれ!もしかしてこれが飛蚊症!?と直感しました。

試しに周囲の人に聞いてみると、飛蚊症を発症している人の割合は意外に多く、聞かれないと自分からは飛蚊症だとは言わないようでした。皆さん多かれ少なかれ飛蚊症で悩んでいるようです。

そんな多くの人の悩みのタネである飛蚊症、はたして治らないのでしょうか。そもそもなぜ飛蚊症になるのでしょうか。

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1.飛蚊症は治らないのか

家庭医学書などで調べてみると、飛蚊症は網膜剥離などの病気の前兆かもしれないとあったため、あわてて眼科に行きました。幸い生理的飛蚊症で病気の可能性はないとわかりひと安心した次第です。

しかし、「生理的飛蚊症は自然には治らないし、治療も特にしないので、早く慣れることですね」と言われ、ショックを受けました。

それから数年が経ち、さすがに慣れましたがやはりジャマくさいと感じるのも確か。特に、晴れた日に真っ青な空を見上げた時、ああいい天気だぁと思っていても、虫みたいのが見えてくるので気持ちが一気にトーンダウンします。

なかば諦めてはいるものの、心のどこかで本当に治らないのかなぁとの思いがずっとありました。ネットで検索したり、飛蚊症に関する本を読んだりなど、長いあいだ調べてきました。

「飛蚊症の原因は何か、本当に治らないのか、何か治し方ってないのか…。」

注意!
飛蚊症の発症は、網膜剥離などの前兆の場合があります。
飛蚊症を発症した場合は、まず病院に行くことをお勧めします。

2.飛蚊症の原因

①加齢

まず、飛蚊症の原因としてよく言われるのが、加齢によるというもの。しかし、年齢を重ねた人でもならない人はたくさんいます。
では、なる人とならない人の違いは何でしょう。体質の違いなのでしょうか。調べてきた中で、加齢や体質だけではないという、ある結論に至りました。

②活性酸素

それは、飛蚊症は偏った食事や不摂生などによる「身体のサビ」が原因であること。偏った食生活や不摂生は着実に身体をサビさせます。「サビ」とは活性酸素による身体の「酸化」です。このサビも若いうちは代謝作用で分解されるでしょう。しかし加齢とともにその能力も衰えてきます。にもかかわらず以前と変わらぬ生活を続けていると酸化の影響が身体のあちこちに現れてきます。

当然酸化は血液にも及びます。酸化した血液は血管を通して全身を巡っていきます。目は、外部から情報を取りこむ必要があるので休むことなく常に働いていることから、血液も集中しやすくなります。そして酸化した血液の影響は、まず目が受けます

糖尿病なども、糖尿病網膜症としてまず目に現れます。白内障も血液の酸化が原因のひとつ。他にも緑内障も血液の酸化も影響していると言われています。

見方を変えると、目に起きている不具合は、身体の不具合を映し出す鏡だとも言えます。目の不具合を改善できれば、これから発生するであろう身体の不具合、つまり病気を未然に防ぐことができるかもしれないとも考えられます。

3.飛蚊症の改善に向けて

活性酸素は身体の活動にとって必要なものであると同時に、それが過剰に発生すると逆に細胞を傷めつける原因となります。血液もその影響を受けています。

ということで、如何に過剰な活性酸素を減らせるか、がカギになります。体内の余分な活性酸素を減らすことにより、血液や身体の劣化を防ぐこととなり、ひいては目に与える悪影響も減らすことになります。

では、具体的にはどうすればいいのでしょうか。

① 活性酸素を過剰に発生させない
② 発生してしまった活性酸素を排除する

この2つの基本対応です。
それには、毎日の食事と生活習慣に関わってきます。

飛蚊症には〇〇がいいから〇〇を摂る、飛蚊症には✕✕がいいから✕✕をやる、など単独な対策ではなく、トータルな対策が必要です。

具体的な対策を見ていきましょう。

(1) 活性酸素を発生させてしまう食べ物を控える

以下の食品類ですが、これらの食品をまったく取らなくするのは難しいかもしれません。全部は無理だとしても極力控えるようにしましょう。

・脂肪の多い肉類
・ハムなどの加工食品
・揚げ物 (特に揚げてから時間が経ったもの)
・ジャンクフード
・ファストフード
・マーガリン・ショートニング
・インスタント食品

(2) 抗酸化作用のある食べ物を摂る

体内に過剰に発生してしまった活性酸素を抑制させる、いわゆる抗酸化作用のある食べ物の摂取が非常に重要です。

・トマト
ビタミンEの100倍の抗酸化力と言われるリコピンが豊富です。
リコピンの活性酸素消去能力は、数あるカロテノイドの中でも特に高いそうです。

・ニンジンなどの緑黄色野菜
βカロテン、ルテインが摂取できます。特にルテインは食べるサングラスとも呼ばれているくらい抗酸化力が強いと言われています。

・アサイー
ブルーベリーの約18倍のポリフェノールや、牛乳の約3倍のカルシウムを含むと言われています。

・大豆食品
大豆に含まれるサポニンは、中性脂肪が酸化し過酸化脂質になる作用を抑えます。
イソフラボンも抗酸化作用が高いと言われています。

・黒ゴマ
抗酸化物質ゴマリグナン、セサミンが豊富です。
擂りおろした方が吸収がよいようです。

・バナナ
βカロテン、ビタミンA・E・C、ポリフェノールが豊富です。

(3) 活性酸素を発生させる生活習慣を改善する

日常の生活習慣を改めることで活性酸素の発生とその影響を減らすことができます。

・喫煙
喫煙は活性酸素を大量に発生させます。飛蚊症を改善するなら真っ先にやめるべきです。

・寝不足
寝不足が続くと、活性酸素により傷んだ細胞の修復が不十分になります

・運動不足
運動することでストレス解消につながりますが、運動不足でストレスを溜めこむと活性酸素の抑制力が衰えます。

・パソコン・スマホの使い過ぎ
パソコンやスマホの画面から出ているブルーライトは紫外線に次いでエネルギーが強く網膜に影響を与えます。長時間の画面の見過ぎはNGです。何らかのブルーライト対策が必要です。

・紫外線の浴び過ぎ
適度な量の日光を浴びることはいいことなのですが、長時間紫外線を浴び過ぎると活性酸素を過剰に発生させます。特に目に対して紫外線は直接活性酸素を発生させますので注意が必要です。長時間の外出時はUVカットサングラスを着用すべきでしょう。

【 ブルーライトについて 】

ここでちょっとブルーライトの対策について少し詳しく述べます。

ヒトが目で見ることのできる光を可視光線といいますが、その中でも最も波長が短い光がブルーライトです。そのすぐ外側の波長の光が紫外線なので、紫外線にもっとも近い可視光線ということになります。なので強いエネルギーを持っていて直接網膜まで到達してしまいます。

そして、パソコンやスマートフォンなどのモニタから発する光には、このブルーライトが多く含まれています。

ということで、パソコンやスマートフォンの長時間の使用は目への負担が相当あると考えていいでしょう。長年ネット依存症だった自分としても、飛蚊症になってしまった原因としてこのブルーライトの影響がかなりあると考えています。

<ブルーライト対策>

スマホを毎日しかも1日のトータルでは長時間使用するという人が多いと思いますが、これが数年間とか数十年続くとしたら目への影響は相当なものです。これは真剣に対策をする必要があります。

では、どのような対策があるのでしょう。

① ブルーライトカット眼鏡をかける

パソコン作業用メガネ『JINS PC(ジンズ・ピーシー)』などで使用されている淡黄色レンズはブルーライトを50%以上カットできるそうです。最近では、ブルーライトと紫外線(UV)の両方をカットするレンズも一般的になってきています。

② モニタにフィルムを貼る

各メーカーからあらゆるサイズの商品が発売されていて、千円前後のものから1万円近くするものまであります。貼り付ける際に気泡が入ったり、シワが寄ったりと、ちょっと難度が高い場合がありそうです。これについてはネットに貼り付け方法が多数掲載されていますので参考にしてみてください。

③ モニタからのブルーライトの発量を減らす

眼鏡もフィルムもお金がかかるのでちょっと、という方のために、モニタから発するブルーライトそのものを減らしてしまおうという方法もあります。自分はこの方法を採用しています。

<OSの設定による方法>

パソコンやスマホのOSに最初から備わっている機能を使います。

Windowsの場合は、デスクトップで右クリックをし表示されたメニューの中から「グラフィックプロパティ」をクリックし、設定します。

Mac OSの場合は、Night Shiftを使います。Night Shift を使うには、MacOS Sierra 10.12.4 以降を搭載したPCが必要です。

(4) 活性酸素発生を抑制する生活をする

ウォーキング>
ウォーキングのような適度な運動は、心肺機能・血行・ストレス解消など健康にいいことがたくさんあります。血行が良くなれば老廃物を運び去る能力が高まります。飛蚊症改善にうってつけなので絶対にお奨めです。逆に激しい運動は活性酸素を大量発生させるので注意が必要です。

ウォーキングについて別の記事がありますので、詳しくはそちらでどうぞ

十分な睡眠

睡眠中は、睡眠ホルモンや成長ホルモンなどが働きだします。睡眠ホルモン、メラトニンは安眠を作るとともに、抗酸化作用もあります。さらに成長ホルモンは傷ついた組織を修復する働きもします。

(5) 腸内環境を改善する食べ物を積極的に摂る

活性酸素の抑制とは直接は関係ありませんが、腸内環境を改善する食べ物をとることで、体質を改善することができます。逆に腸内環境が悪いと腸内から毒性物質が大腸の血管を通して全身に広がってしまい悪影響を与えます。

・ワカメ
海藻類は、ヌメリ成分フコダインという成分を豊富に含みます。海藻類は善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維を多く含みます。

・ゴボウ
ごぼうは食物繊維が豊富で、善玉菌のエサとなります。人の腸は食物繊維を消化できませんが腸内細菌はこれを発酵させて、短鎖脂肪酸などの健康増進に必要な成分を作り出します。

・玉ねぎ
たまねぎには、腸内細菌の大好物であるオリゴ糖と水溶性食物繊維をバランスよく含んでいます。

・酢
お酢には腸内環境を短時間で整える作用があります。

・納豆
納豆菌には、たくさんの善玉菌が含まれていることから腸内細菌を活性化させてくれます。さらに日和見菌の枯草菌も豊富に含まれています。

・コンニャク
コンニャクは水溶性食物繊維が豊富に含まれているので、善玉菌を増やすのに最適な食材です。

腸内環境改善について、別記事がありますので、詳しくはそちらでどうぞ

4.改善生活を持続させるコツ

自分は、これら改善生活を出来る限り続けていますが、流石に完璧に実践するのは無理です。たまには多少の不摂生もOKかなと思います。週末だけは好きなお肉を食べたりアイスを食べたりを許容しています。そうするとまた月曜日から頑張ろうという気持ちになれるからです。とにかくあまり根を詰めすぎると反動がありそうなのでほどほどがいいと思います。

5.半年続けた結果起きたこと

(1) オナラのにおいが変わった

いきなり飛蚊症と関係なくしかも下品な内容ですみません!
もちろんにおいはするのですが、悪臭がしなくなったのです。そんなに不快な臭いでないというのか。
そもそもオナラ自体が減りました。以前は腸内が常にガスっぽくて、しょっちゅう出ていましたから。

(2) 髪の毛が濃くなった

なんと!驚いたことに、薄くなっていくばかりだった髪の毛が少し濃くなったのです。自分でも何となく濃くなったような気がしていたのですが、いくらなんでも気のせいだよなぁって思っていましたが、周りの人間から最近髪の毛濃くなってない?とか、もしかして植毛してんのか?などと言われ、確信に変わりました。半年間続けてきた生活習慣と食生活の改善との関連がどの程度あるのかはわかりませんが、これについては別記事にて詳しく書こうかと思います。

食事や生活習慣の良し悪しって老化の進行に影響してるんだなってつくづく思いました。

(3) 人間ドックの結果が改善

ちょうど半年経った頃、人間ドックを受診しました。前回と比べ、改善点が多くありました。特に中性脂肪が劇的に改善しました!。LDLコレステロールをもう少し下げたいです。

  • 中性脂肪 116 → 67
  • LDLコレステロール 156 → 137
  • HDLコレステロール 46 → 55
  • 体重 84kg → 79kg (身長は179.6cm)
  • 体脂肪率 25.2 → 24.6
  • 腹囲 94.0 → 89.6
  • 血糖値 97 → 92
  • ヘモグロビンA1c 5.6 → 5.3

6.肝心の飛蚊症は改善したのか

残念ながら完治したという劇的な改善はありません。しかし多少の変化が起きました。
視界の虫を意識することが減ったのです。
勿論慣れということもあるでしょう。しかし、ときどき完全に虫のことを忘れていて、アレ?もしかして飛蚊症治ってたりして!?なんて色めきだったりします。そう思ってあらためて白い壁や青い空を見てみると、相変わらず飛んでいてガッカリ。ちょっと早とちりだったようです。

ただ、影が薄くなってきています。何ていうのか、色が抜けて輪郭だけ残ったような感じです。中にはもともと薄いのもあって、そういうのはほとんど見えなくなりました。

しかし、なんと言っても虫が増えていないことです。最初の1つ目が現れてから数年かけて徐々に虫が増えていきました。このままだと視界が虫だらけになってしまうと危惧していましたが、この改善生活を続けてから増加が止まったのです。

8.飛蚊症は当然の結果だった

自分は不摂生な生活を長年続けてきました。数年前にやめていますが喫煙者でした。肉や脂っこいものが大好き。魚とか面倒で好きじゃない。野菜とか積極的に摂らず。ジャンクフードや甘いものが好き。おまけに寝不足と運動不足でネット依存症。

当然健康診断の結果も最悪でした。メタボ指導も何度か受けましたが、指導内容は右から左へ聞き流し。

飛蚊症になって当然です。もっとも当時はそんな体質悪化と飛蚊症とを結びつけては考えませんでしたから。単なる加齢によるものなんだと。

前半でも書きましたが、身体の不具合はまず目に現れます。つまり、目は身体の不具合の先行指標だと。これから本格的な健康悪化が起きる警告なんだと思います。

食生活と日常生活の改善は、血液検査の結果としてカタチとして現れました。オナラも髪の毛も関係あるかもしれません。飛蚊症についても改善の兆しがあります。時間はかかるかもしれませんが、今の生活を1年2年と続けていけば飛蚊症が完治するときが来るかもしれません。その時は、飛蚊症の裏に隠れていたもっと重要な不具合が改善されていると信じています。

参考図書について

まとめ

  • 飛蚊症は、偏った食事や不摂生なによる「身体のサビ」にも原因がある
  • 身体のサビとは活性酸素による細胞の酸化のことである
  • 酸化防止は、活性酸素の過剰発生防止と、発生した活性酸素を排除することである
  • 活性酸素過剰発生の防止と活性酸素の排除は、食事と生活習慣にある
  • 控えるべき食品
    → 肉類・ハムなどの加工食品・揚げ物・ジャンクフード・ファストフード
  • 改めるべき生活習慣
    → 喫煙・寝不足・運動不足・パソコン・スマホの使い過ぎ・紫外線
  • 摂取すべき抗酸化食品
    → トマト・ニンジンなどの緑黄色野菜・アサイー・大豆食品・ゴマ・バナナ
  • 腸内環境を改善
    → ワカメ・ゴボウ・玉ねぎ・酢・納豆・コンニャク
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