座りすぎが寿命を縮める!|座っているは無重力、老化スイッチON!

「座りすぎ」が健康に影響を与え、寿命まで縮めてしまうという事をご存知ですか?

「座りすぎ」とはどういう意味なのでしょう。これは、1日の中に占める座った状態でいる時間が長すぎるということを意味しています。確かにイメージからすると健康的ではないような気がしますよね。「ずっと座っている → 運動していない → 運動不足」というイメージです。

でも、ここでいう「座りすぎ」の問題は単なる運動不足なだけではないようです。

各国の研究グループが、座っている時間が長い人では、短い人に比べて死亡リスクが数倍高いということを発表しています。もう少し詳しく言うと、心疾患・動脈硬化・糖尿病・がんなどの病気と「座りすぎ」との間に関連があるとのことです。ちなみに、日本人は世界の中でも最も座っている時間が長いという統計結果が出ています。

では、なぜ座りすぎが身体に悪いのでしょうか。

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座りすぎの影響 <ドロドロ血化>

まず、脚の筋肉を長時間使わないことが問題のひとつです。

座っている状態から立ち上がったり歩いたりすると当然脚の筋肉を使います。また、ただ立っているだけであっても左右の微妙な体重移動によって筋肉が使われます。筋肉が使われるということは、血液中の糖が消費されると同時に、血液中の中性脂肪の取込みも促進されます。

ところが、座ったままの状態では血中の糖の消費も中性脂肪の取り込みも起きないため、血糖も中性脂肪も濃度が高まってしまいます。いわゆるドロドロ血になっていきます。このドロドロ血が動脈硬化や血栓の原因になっていってしまいます。いわゆるエコノミー症候群と同じですね。

座りすぎの影響 <下半身の血流の停滞>

ふくらはぎの筋肉は第二の心臓とも言われています。それは、ふくらはぎの筋肉が血流のポンプ役として下半身の血液を心臓に押し戻す機能を果たしているからです。座っているあいだはこのポンプが働かないため、下半身の血流が滞りがちになってしまいます。この影響として足の浮腫みというかたちで現れてきます。セルライトの原因にもなったりします。

座りすぎの影響 <老化スイッチ>

着目すべきは、「老化スイッチ」という概念です。

つまり

老化スイッチON=老化が進む

老化スイッチOFF=老化が止まる

という概念

NHKの番組「ガッテン」で、座りすぎによる老化の促進について特集していました。無重力状態の宇宙空間では地上に比べて老化が10倍進むというもので、それには内耳にある耳石が関係しています。耳石が重力の変化を感知することで身体の傾きを知るのですが、耳石が身体の傾きを感知すると老化スイッチがOFFになるという仕組みがあることが判りました。

宇宙空間では重力がまったく働かないので、いくら運動をしようが身体の向きを変えようが、老化スイッチがOFFにならず老化が進んでしまうわけです。

地上で同じことが起きるのが、この「座りすぎ」なのです。座っている状態は重力から解放されているという点がまさに無重力状態と同じということなんですね。

老化スイッチについて詳しく知りたい方は「ガッテン NASA直伝!魅惑のアンチエイジング術」で検索すると出てきますのでご覧ください。

座りすぎの防止方法

① 一定時間毎に立ち上がり少し歩く

では、座りすぎをどう防止するかです。事務系の仕事をされてる方は座りっぱなしになりがちですよね。時々立ち上がったり、歩いたりを意識してやるしかありません。

しかし、この立ったり座ったりがいいのです。立ったり座ったりの動作でも、耳石は身体の傾きや揺れを感知するからです。立ったついでにフロアを少しブラブラ。戻ってまた座る。または座ったままで身体を左右に揺らす。これを30分毎にやる。

なかなか難しそうですね。仕事に集中しているとあっというまに30分なんて過ぎちゃいますからね。あとでご紹介する座りすぎ防止グッズのスマホアプリとか役に立ちそうです。

  

② 立って仕事をする

いっそのこと座っていないで立って仕事をするのもいいでしょう。

実際、パソコン操作などを立って行うことを奨励する企業もあります。その企業では、スタンディングデスクが数台フロアの真ん中あたりにあって、共有パソコンが設置してあるそうです。使う人が立って操作する高さに自由にアジャストできます。

自分の職場はこのような環境ではないので、ちょうどいい高さのキャビネットの上を机上に見立てて仕事をしています。自分の机から離れ気分転換にもなるしグッドなのですが、同僚から「そんなとこで何やってんの?」と聞かれます(^^;)。

③ 日常での対策

仕事以外の場合でも座りっぱなしになることがあります。仕事以外でも気を抜けません(T T)。

  • 電車で長時間移動する場合は極力座らず立っている。
  • テレビなども立って視聴する、または見ている間も時々立ち上がる

さすがにテレビを立ってみるというのはやり過ぎかもしれませんね。別のストレスで逆効果かもしれません。自分は家でテレビを見る時は歩き回りながら見ることがあります。立っているよりは歩いている方が楽なので。ただ、家族からは落ち着かないからやめてくれと言われます。

座りすぎ防止グッズ

座りすぎ防止グッズをご紹介します。

① リフティングテーブル

スタンディングデスクは元々立って使う用に作られていますが、通常の机の上に乗せてスタンディングデスクのように使う「リフティングテーブル」というものもあります。

② 座りながら運動できる椅子

座面が動く椅子です。バランスボールのように座面を揺らせるので、揺れながら仕事をすることで自然に体と脳が活性化されるものです。商品名:コクヨ「ing」

③ 立ち椅子

長時間立っているのはちょっとという人方には、「立ち椅子」というものもあります。これには立ったまま寄りかかれる背もたれがあります。

③ スマホアプリ

座るすぎの時間の目安が30分ということですが、ずっと30分を意識しているのは難しいですよね。そこで、座っている時間が一定時間より長くなると警告音を鳴らすスマホアプリもあります。ベイカーIDI心臓・糖尿病研究所が作ったスマホアプリ「rise and charge」など。

週末まとめ運動でOKか

では、普段座りすぎなことが多いので、週末まとめて運動して老化が進んでしまった分を取り戻すというのはOKでしょうか。休日に寝だめみたいな感じで。

残念ながらそう上手くはいかないようです。土日に多少運動しても、平日座りっぱなしで進んでしまった老化は取り戻すのは難しいようです。毎日の老化を取り戻すには、やはり毎日1~2時間ぐらいの運動が必要ということのようです。毎日運動というのは一般的にはなかなか難しいですよね。自分は夕方や夜ウォーキングをしていますが、なかなか毎日というわけにはいきません。やはり、「座りすぎにならないよう意識する」のがいいのではないででしょうか。

まとめ

① 座りすぎは健康に影響を与え寿命を縮めてしまうことがわかった。

② 座りすぎの健康への影響

  • 血糖・中性脂肪の濃度が高まってドロドロ血になる。
  • 血流のポンプ役のふくらはぎの筋肉が働かず、下半身の血流が停滞する。
  • 老化スイッチがオフにならず老化が進む

③ 座りすぎ防止方法

  • 時々立ち上がったり歩いたり、または身体を左右に揺する
  • 立って仕事をする。
  • 電車で長時間移動する場合は極力座らず立っている。
  • テレビなども立って視聴する、または見ている間も時々立ち上がる

④ 座りすぎ防止グッズ

  • リフティングテーブル。
  • 座りながら運動できる椅子。
  • スマホアプリ「rise and charge」
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