がんを寄せつけない野菜スープ|コロナからも身を守る!

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 最近、野菜スープが免疫力アップやガンの予防に効果がある、という記事を目にしました。
単に、ざく切りした野菜などで作るいわゆる野菜スープなんですが、実は身体にすごくいいらしい。
え、ただの野菜スープでしょ、何がどういいの?
詳しく見ていきましょう。

1.活性酸素で身体がサビる

 ひとが病気したり老化していくのは、身体が「サビる」ことが原因と言われています。
この「サビる」とは、活性酸素による細胞の「酸化」を指します。

呼吸により取り込まれた酸素は、活性酸素に姿を変え、生命活動に利用されます。
しかし活性酸素は細胞を傷つけたりもします。言わば諸刃の剣。
細胞が活性酸素により傷つき、修復が間に合わなかったりすると細胞死したり、場合によっては細胞がガン化していったりします。

ガンの原因の多くが活性酸素であったりするとも言われています。

この活性酸素からカラダを守るのものに「抗酸化物質」と呼ばれるものあります。

2.抗酸化物質って具体的には何?

 抗酸化物質とは具体的には何を指すかというと、以下のビタミン類、ポリフェノール類などです。

(1)ビタミンエース
特に抗酸化作用の強いビタミンが、A・C・Eです。エース(ACE)といえば覚えやすいですよね。

①ビタミンA 
「β-カロテン」としてトマト・ホウレンソウ・ピーマン・ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれ、体内でビ タミンAに変化します。活性酸素の発生を抑えたり、排除する働きをします。

②ビタミンC
ビタミンCにも強力な抗酸化作用があります。ストレスから身体を守るホルモンの合成に使われます。
また、鉄の吸収を促したり、体内に侵入した異物を代謝する酵素の活性化するなどの働きがあります。

ビタミンCは体内で合成できないため、食品から摂取する必要があります。
イチゴ、柑橘類、ブロッコリー、パプリカ、ジャガイモ、サツマイモなどに多く含まれます。

③ビタミンE
ビタミンEは若返りビタミンなどとも呼ばれ、強い抗酸化作用があります。
ビタミンCと一緒に摂ることでより相乗効果が得られるようです。
カボチャ、モロヘイヤ、アボカド、クレソンなどに多く含まれます。

(2)ポリフェノール

ポリフェノールはお茶や野菜などのいわゆる苦味・渋み・色素などに含まれています。
野菜では
ニンニク、玉ねぎ、ブロッコリー、アスパラガス、レタス、ミョウガなどに多く含まれます。

ブルーベリーのアントシアニン
・大豆のイソフラボンやサポニン
・ゴマのセサミン
・そばのルチン
・お茶のカテキン・タンニン

などなど…

3.なぜスープ?

 上記の抗酸化物質は、ほとんどが野菜や果物にしか含まれていません。
野菜や果物を食べないということは抗酸化物質が取れないということになります。
野菜をとれと言われるのは、この抗酸化物質を摂るという理由もあるわけです。

 ここで問題になってくるのが、その食べ方についてです。
毎日サラダを食べている、毎日野菜ジュースを飲んでいる、だから大丈夫だよねと言いたいところです。
でも、大丈夫とはならないのです。

 なぜ大丈夫じゃないかというと、人間は生野菜などの植物細胞つまりセルロースを消化吸収できるようになっていないからです。いやいや、よーく嚙んでいるよと言う方、よーく嚙んでも植物の細胞壁はほとんど壊れません。
それならジューサーでジュースにしてしまえば、さすがに細胞壁壊れるんじゃない?
いえいえ、ジュースにしてもさほど壊れないのです。

 細胞壁が壊れなければ中の抗酸化物質は出てきません。
つまり吸収されずに体外に排出されてしまいます。
それだけセルロースというのは頑丈に出来ているのです。

草食動物は、胃の中にセルロースを分解する微生物がいるお陰でせっせと草を食んでも消化し吸収できます。
では人間はどうすればいいかというと、消化されやすいように加熱して細胞を壊すしかないのです。

一番効率的なのはスープです。
加熱により抗酸化物質がスープの中に溶け出したとしても、スープごと食するので無駄がありません。

4.加熱は問題ないか

 しかし素朴な疑問が湧きます。
ビタミン類が加熱で壊れてしまわないか、という点です。
しかし大丈夫。野菜の中のビタミン類は加熱で壊れることはないようです。
実は、天然から取り出して結晶化したビタミンCを水に溶かして加熱すると壊れてしまます。
しかし、野菜の中に存在するビタミンCは加熱してもほとんど壊れないことがわかっています。

実際、日本で生野菜をサラダで食べることが一般的になったのは戦後かなり経ってからですが、それ以前は野菜を煮炊きして食べていました。もし加熱によりビタミンが壊れてしまうというのであれば、戦前にビタミン不足で壊血病が大きな問題になっていたはずです。

5.どんな野菜がいいか

 スーパーで適当に野菜買ってきてでもいいんですが、できれば季節の野菜を選ぶのをおススメします。旬の野菜にはそれだけ抗酸化物質が多く含まれているからです。また、ハウス栽培ものより路地栽培のものがいいでしょう。
抗酸化物質は時間とともにどんどん失われていきます。あまり日数を置かずに食べてしまいましょう。

どんな野菜がいいのでしょうか。先ほど挙げた野菜を今一度列挙してみます。

ビタミンA:ニンジン・トマト・ホウレンソウ・ピーマン・キャベツ・ブロッコリー
ビタミンC:ブロッコリー、パプリカ、ジャガイモ、サツマイモ
ビタミンE:カボチャ、モロヘイヤ、アボカド、クレソン
ポリフェノール:ニンニク、玉ねぎ、ブロッコリー、アスパラガス、レタス、ミョウガ

この中で、野菜スープ向きかなぁ、と思われるものが以下になります。
もちろん以下に限らず組み合わせは自由です。

玉ねぎ
ホウレンソウ
キャベツ
ニンジン
レタス
カボチャ
ブロッコリー
トマト
ジャガイモ

6.スープの調理方法について

<無添加スープの素>
 スープは厳密にいえば「塩コショウだけ」がいいのですが、ちょっとコクが足りません。
スープで煮込む前にオリーブオイルで炒めたりするとコクが出ます。
それでもちょっとコクが足りない…っていう場合、スープの素を加えるのが一般的ですが、普通に売っているスープの素には添加物が色々入っていたりします。
添加物が気になる場合は、ちょっと値段高めですが、無添加のスープの素を使うことをおススメします。

<味噌汁>
 自分は野菜たっぷりの味噌汁として食べることが多いです。こうすれば添加物の心配もなく、大豆ポリフェノールも摂れて一石二鳥です。

<肉類を入れる>
 鶏肉などを野菜と一緒に入れると肉の旨味が出るので、スープの素を入れなくても大丈夫。

7.流水でよく洗う

 野菜は調理する前に、流水でよく洗うこともおススメします。
野菜に付着している農薬類は、出荷前に落としてあるはずですが、完全ではない場合があります。
なので水で洗うのがいいのですが、農薬が水溶性とは限らないので、ただ水で洗うだけでは落ちにくい。
そこで「流水」で洗うことによって水の勢いで農薬を落としてしまおうというわけです。
アメリカの農業試験場での実験では、流水で洗うことでかなりの農薬が落とせることが確認されています。

8.免疫力アップでコロナに立ち向かう

 野菜に含まれている抗酸化物質を摂ることで、活性酸素から身体を守るということはわかりました。
その他にも、野菜を食べることで免疫力を高められるという効果もあります。
最近デルタ株など変異株がまん延しています。
ワクチン接種済であってもコロナに感染してしまう事例が出ています。これはワクチンによる抗体が十分できていないなどが考えられます。
そのためには、元々備わっている自分自身の自然免疫力を高めるしかありません。
ワクチンが万全でないのであれば、自分の身体は自分で守るしかない。

免疫力を高める野菜は、上記の中からは、ニンジン、ニンニク、カボチャ、ブロッコリー、ホウレンソウなどがあります。
それ以外にも以下のとおりあります。

パセリ
レタス
しそ
ハクサイ
チコリ
オクラ
モロヘイヤ
シイタケなどキノコ類

いろいろと列挙しましたが、中にはスープ向きじゃないのもあるかもしれません。
思考錯誤しながら野菜を組み合わせを変え、幅広く食すのがいいかなと思います。

9.まとめ

・活性酸素から身体を守るものが抗酸化物質で、野菜に多く含まれる。
・抗酸化物質は、ビタミンACE、ポリフェノール類のことである。
・抗酸化物質は野菜スープにして摂るのが効率的である。
・抗酸化物質が加熱で失われる心配はあまりない。
・抗酸化物質の多い、旬の野菜や露地野菜が望ましい。
・スープの味付けは塩コショウだけが基本だが、無添加スープの素などを加えてもよい。
・野菜は調理する前に流水でよく洗い、残留農薬を落とすべきである。
・免疫力アップにつながる野菜もある。

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